Desperado(ならず者 - デスペラード)のストーリー・エピソード
イーグルスといったら、まず多くの人が思い浮かべるのは「Hotel California」でしょうね。それは当然かもしれません。あまりに有名すぎるので。でもイーグルスには他にも沢山の名曲と言われる曲があります。その中でもオススメしたいのが、この「Desperado(デスペラード)」です。
アルバムのジャケを見ても分かるように、イーグルスはカントリーをルーツとした、70年代を代表するカントリー・ロックバンド。デビュー当初はまさしくこのイメージのまま突き進んでいましたが、2作目の本作品では、ブルーグラス的な音楽も取り入れ、音楽の質もグッと成長したものになった。その中でもその後、数多くのアーティストにカバーされることになり、スタンダードナンバーともなった、この「デスペーラード」が生まれたのです。
放題では「ならず者」と訳されることが多いこの曲ですが、曲調だけを聴くと、まるでラブソングのようにも聴こえます。この歌詞の意味を知ると、また違う聞き方が出来て面白い♫
名曲収録・名盤アルバムの紹介
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Desperadoの動画・PV
"ならず者 いい加減に目を覚ましたらどうなんだ"
Desperadoの和訳と英語歌詞
英詞の単語・述語ピックアップ
Why don't you:〜してはどうですか、〜しませんかcome to your senses:理性を取り戻す、冷静になる
it seems to me:私にはそう思える
from the day:その日から、その日からずっと
名曲への感想
ライブでこのクオリティーってのが、まずスゴい! 演奏もそうだが、ドラマーでボーカルのドン・ヘンリーの歌が上手すぎる! こんな風にこの曲を目の前で歌われたら卒倒ものだ。
だが、この「デスペラード」、タイトルの「ならず者」と歌詞を読んだら分かるようにラブソングではありません。「ならず者」も訳し方を変えれば、「不良」とでも言った方が、日本には馴染みやすいかもしれません。
父親が息子を諭すように、同じように昔は悪をやっていた先輩が、まだもがいている後輩に優しく話しかけるように。強がっているけど寂しがり屋で、夢ばかり見て近くの大切なものを見失って、自由になりたい、自由とは何かって彷徨っていたら、ずいぶん遠回りをしてしまった。そんな歳下の男を見ると放ってはおけないんだろう。まるで昔の自分を見ているようだから。
きっと自分もそんな体験をしてこないと、こんな風に話しかけれないだろう。なんとかしてやりたい、って本当に想っているから。だからこそ、この曲には溢れるほどの愛情を感じることが出来るのだと思う。
ザ・イーグルスのならず者 - デスペラード、他アルバム等
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