Goodbye Yellow Brick Road(グッバイ・イエロー・ブリック・ロード)のストーリー・エピソード

1973年に発表されたエルトン・ジョンのスタジオ・アルバムと同タイトルの、この名曲「Goodbye Yellow Brick Road(黄昏のレンガ路)」。このアルバムには、マリリン・モンローに贈られた「Candle in the Wind(キャンドル・イン・ザ・ウインド)」も収録され、彼の楽曲制作の勢い、また完成度の高い時期だったことがうかがえる。

曲調とともに歌詞、和訳を見ると、友人なのか、はたまた自分へ向けてなのか、何か語りかけ諭すようなところが、イーグルスの「Desperado(ならず者 - デスペラード)」にも通じるところがあるように感じる。

歌詞の内容も気になるところだが、曲としては、サビに入る前の「Ah〜 Ah〜 Ah〜」のメロディーがとても気になる。このフレーズがある事でサビが印象付けられ、哀愁を感じる。


名曲収録・名盤アルバムの紹介

Elton John(エルトン・ジョン)の名曲、Goodbye Yellow Brick Road - グッバイ・イエロー・ブリック・ロードが収録されたアルバム title01 Goodbye Yellow Brick Road(グッバイ・イエロー・ブリック・ロード)
album01 Goodbye Yellow Brick Road(黄昏のレンガ路)
artist01 Elton John(エルトン・ジョン)

Goodbye Yellow Brick Roadの動画・PV

 
"さよなら、黄昏のレンガ路"

Goodbye Yellow Brick Roadの和訳と英語歌詞

  • 【和訳】

    お前はいつ落ち着くんだ
    いつ地に足をつけるんだ
    俺は農場にいるべきだった
    老人の言うことを聞くべきだったよ

    でもな、お前に俺をずっと縛るなんて出来ないよ
    俺はお前とそんな約束はしていないからな
    俺はお前の友達へのプレゼントじゃないんだ
    この少年が歌うには若すぎるだろ、ブルースを

    *だから、さよなら、黄昏のレンガ路
    世間の犬どもがわめくところさ
    お前のペントハウスに居着く気はない
    俺は俺の畑に戻るんだ

    **年老いた梟が鳴くあの森へ戻ろう
    ヒキガエルの角を探しにいこう
    そう、やっと自分の未来の嘘に気づいたんだ
    黄昏のレンガ路の向こうにあるって

    これからお前はどうするんだ
    お前の飛行機は墜落ようほうに賭けるぜ
    ウォッカ&トニックを2,3杯飲めば
    地に足がついて落ち着くだろうよ

    たぶんお前は誰か代わりのヤツが見つけるだろう
    俺みたいなやつはどこにでもいるんだから
    どうしようもない一文無しが
    お前みたいにうまい汁を求めて鼻を鳴らしてるよ

    *繰り返し
    **繰り返し
  • 【英語歌詞】

    When are you gonna come down?
    When are you going to land?
    I should have stayed on the farm
    I should have listened to my old man

    You know you can't hold me forever
    I didn't sign up with you
    I'm not a present for your friends to open
    This boy's too young to be singing, the blues

    *So goodbye yellow brick road
    Where the dogs of society howl
    You can't plant me in your penthouse
    I'm going back to my plough

    **Back to the howling old owl in the woods
    Hunting the horny back toad
    Oh I've finally decided my future lies
    Beyond the yellow brick road

    What do you think you'll do then?
    I bet that'll shoot down your plane
    It'll take you a couple of vodka and tonics
    To set you on your feet again

    Maybe you'll get a replacement
    There's plenty like me to be found
    Mongrels who ain't got a penny
    Sniffing for tidbits like you on the ground

    *repeat
    **repeat

英詞の単語・述語ピックアップ

brick [brík]:れんが
society [səsάɪəṭi]:(独自の慣習・法律などをもつ組織体としての)社会, 共同体
howl [hάʊl]:遠ぼえする
penthouse [ˈpɛnthaʊs]:ペントハウス
plough [plάʊ]:プラウ
horny [hˈɔɚni]:角(つの)の, 角製の
vodka [vάdkə]:ウオツカ
replacement [‐mənt]:取り替え, 交換
mongrels []:mongrelの複数形。雑種犬
penny [péni]:ペニー, ペニー貨
sniffing [snɪ́fɪŋ]:sniffの現在分詞。(…を)ふんふんかぐ
tidbits [tɪ́dbɪts]:tidbitの複数形。(うまい物などの)ひと口, 一片

名曲への感想

感想は後ほど。